台風の備えは万全ですか?窓の安全対策をご紹介  

皆さんこんにちは。茨城県鹿嶋市でサッシや窓・ドアなどのリフォームを手掛けている株式会社二葉屋です。


台風が近づくと、台風の備えとして窓の安全対策をどのようにしたら良いのか、気になる方も多いでしょう。台風による被害を少しでも防ぐために、事前にできる対策は必ず行っておきたいものです。


この記事では、台風に備えてすぐにできる窓の安全対策についてご紹介します。




■なぜ秋は台風が多く勢力も強いのか?


台風は、例年4月頃から12月頃まで発生しています。中でも、夏から秋の時期にかけて最も多く発生し、「強い勢力」以上で上陸するケースが増えるのも秋台風の特徴です。


秋台風の勢力が強くなるのは、海水温度が大きく関係しています。台風が発達する要因は、海面から蒸発している水蒸気ですが、比熱が大きい(温まりにくく冷めにくい)という水の特徴から、日本近海の海水温度は、1年のうち秋が最も高くなります。海水温度が高くなると水蒸気の量も増え、台風が発達しやすくなるのです。


海水温度に加え、強い偏西風に台風が乗ることで加速します。台風の風と台風を押し流す風が合わさると、速いスピードで勢力も強いまま日本へ上陸する可能性が高まるのです。


台風の数が増えるのは、太平洋高気圧と偏西風の位置に関連があります。台風は、自分自身で動くのではなく、「指向流(しこうりゅう)」と呼ばれる風に流されて動いています。指向流には、太平洋高気圧の時計回りの風と偏西風の2つがあり、それぞれの位置によって台風が取る進路も変わってきます。


夏から秋にかけての時期は、台風が日本に近づきやすくなる風の流れが発生し、まず時計回りの風で台風が北上します。そののち、偏西風によって東へ流され、放物線を描きながら日本へ近づいてくるといった流れです。


上記の要因が重なることで、夏から秋の時期は勢力の強い台風が数多く接近しやすくなります。線状降水帯とは異なり、台風は事前の備えが可能であるため、早めに備えておくと安心です。




■油断大敵!台風発生時の窓は危険がいっぱい?


台風が近づいた時に、風によって窓がガタガタ揺れると、窓が割れてしまうのではないかと不安に感じるでしょう。しかし、窓ガラスの設計上では、1枚ガラスであっても瞬間風速50m程度まで耐えられるように作られています。このため、台風の風(風圧)だけで割れる可能性は低いです。


・窓ガラスが割れる大きな原因は飛来物


台風が近づくと、風によってさまざまな物体が飛来物としてあちこちへ飛んでしまいます。飛来物には、木の枝やゴミなどの軽いものだけでなく、看板や瓦など重いものも含まれ、強風とともに飛んでくると大変危険です。



平均風速が15m/sを超えると、看板やトタン板が外れ始めます。平均風速が20~25m/s(瞬間風速30m/s)以上になると、看板が落下する・細い木の幹や枝が折れる・一部の屋根葺き材や屋根瓦が飛ぶなどの被害が出始める風の強さです。平均風速が35m/s(瞬間風速50m/s)を超えると「猛烈な風」と言われ、樹木・電柱・街灯・ブロック塀などが倒れる被害も発生します。外装材が破れて飛散するリスクも高まり、窓ガラスに飛んでくると割れる可能性が高いのです。


台風の中心付近の最大風速は17.2m/sであるため、台風が来ると物が飛ぶ可能性があると認識しておきましょう。




■鹿嶋市における台風への備えとは?


弊社が50年以上にわたり事業を展開している鹿嶋市は、県の南東部に位置しております。沿岸沿いの地域であるため台風の通り道になることも多く、台風発生時の被害も増えているエリアです。


鹿嶋市において、私たちがすぐにできる台風の備えには、どのようなものがあるのでしょうか。


・飛ぶ可能性のある物を外に放置しない


飛来物が窓ガラスに当たりガラスが割れると、ガラスの破片が大ケガの原因になることもあります。雨が室内に降り込むだけでなく、強風で室内のものが飛び散るなどの被害も想定されます。


窓ガラスが割れるのを防ぐには、窓ガラスの周辺に置いてあるものを撤去するのが第一の行動です。ベランダや庭の植木鉢・ゴミ箱・物干し竿・ガーデンテーブル・椅子・自転車などはもちろんのこと、ほうき・ちりとり・濡れた雑巾・小石・洗濯物なども、窓ガラスが割れる原因になり得ます。


台風が近づいたら、家の外にあるものはできるだけ室内へ入れておきましょう。入らないものはロープなどで固定し、物干し台は倒しておくと飛来を防げます。


・鹿嶋市のハザードマップを活用しましょう


鹿嶋市では、令和4年3月にハザードマップを改訂しています。洪水により北浦・鰐川が氾濫した場合に浸水する恐れがある範囲や、大雨や地震で崖崩れなどの土砂災害が発生する恐れのある範囲などが分かるマップです。


ハザードマップは、自然災害の発生時に私たちの命を守るための重要な情報源です。市のホームページから入手するか、もしくは市役所などで受け取ることができます。




■今年は例年に比べ台風が多い予想、今から備えておきましょう


令和5年のシーズンは、平年よりも台風発生域の対流活動が活発になると見られています。平年の台風発生数は25.1個ですが、今シーズンの台風発生数は29個前後と予想が出ています。海面水温が高くなっているうえ、台風が海面水温の高い海域を長時間通るため、台風の勢力も強くなる傾向があります。


天気予報を日頃からこまめに確認し、台風が発生したとの情報が出始めたら、しっかりと備えておきましょう。




■窓は家族を守る大切な建具!適切にアップグレードしましょう


台風対策として、窓やサッシをアップグレードするのも方法のひとつです。ホームセンターなどで必要な資材や工具を購入し、DIYで交換したいと考える方もいるでしょう。


DIYは、交換費用は抑えられるものの、工具の購入代がかかります。専門的な知識がないと取り付けられない建具が多いうえ、DIYに慣れていないと失敗する可能性が高いです。特に採寸が必要な交換では、少しでも間違えてしまうとやり直しがきかず、難易度がかなり高い作業となります。


窓やサッシは種類が多く、既存の窓やサッシのサイズに合ったものと交換することが必要です。DIYに少しでも不安があれば、プロであるリフォーム業者に依頼した方が安心です。


窓やサッシをリフォームし、台風対策を万全に整えたいと考えている方は、株式会社二葉屋へお気軽にリフォームをお申し付けください。




■まとめ




株式会社二葉屋では、地域密着型の企業として、窓周りのお困りごとをトータルで解決しております。台風対策の一環として、二重窓や複層ガラスを検討されるお客様も多く、安心してくつろげる住まい作りを目指して施工いたします。


50年以上にわたって、地域の皆様に支えていただいていることに感謝しております。自社一貫施工により、コストを抑えつつお客様のニーズを現場へそのまま反映できるのが大きな強みです。


弊社から半径2km圏内で、午前中にご依頼いただいたお客様には、その日のうちにお伺いし現場を確認させていただきます。他にも、ガラスの破損など緊急性が高い施工がございましたら、すぐにご相談ください。


台風の備えとして窓ガラスの交換を検討したい・最新の窓ガラスの詳しい機能を知りたいなど、窓ガラスに関するご相談や施工のご依頼などがございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。


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