皆さん、こんにちは。
茨城県鹿嶋市を拠点に、サッシやガラス、ドア、ウッドデッキ、カーポートなどのリフォームを手掛けている株式会社二葉屋です。
皆さんのご自宅には、長年使用している古い窓やサッシはないでしょうか? 見た目上は特に異常がなく、きちんと開け閉めできるのだとしても、古い窓やサッシは早めにリフォームすることをおすすめします。
なぜなら、古い窓やサッシには劣化による問題が発生していることが多く、最新のものにリフォームすれば光熱費削減などのメリットが得られるからです。ここでは、古い窓・サッシの問題点や、窓・サッシを新しいものに交換するメリット、具体的なリフォーム方法について解説します。
■古い窓やサッシの問題点
古い窓やサッシは、さまざまな問題が発生する可能性があります。よくあるのは、サッシの劣化や変形による音漏れや隙間風です。また、サッシに隙間ができていると住宅の気密性が低下し、冷暖房の効率低下や光熱費の上昇を招きます。
そもそも、古い窓ガラスやサッシは最新の製品に比べ、断熱性能が高くありません。古い住宅だと、家中の窓が1枚のガラス板でできているというケースもよく見られます。このような窓がある住宅では、たとえサッシが傷んでいなくても断熱性能が不足し、冷暖房の効率低下や光熱費上昇につながってしまうのです。
もちろん、窓に不具合が生じていると防犯面の不安もありますから、古い窓は早めにリフォームすべきだといえます。窓ガラスもサッシも消耗品だと考え、設置から年月が経過したら交換するのが望ましいでしょう。
■窓・サッシ交換のメリット
古い窓やサッシを交換すると、さまざまなメリットが得られます。特に重要なのが「断熱性能」と「遮音性能」の向上です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
・断熱性能の向上
窓は建物内において、最も熱が出入りしやすい場所です。建材メーカーなどのデータによれば、夏には熱の7割が窓から侵入し、冬には室内の6割が窓から逃げていくことがわかっています。住宅の断熱性向上を考える場合、まず目を向けなければならないのは窓なのです。
前述したように、古い窓ガラスやサッシは断熱性能が高くありません。さらに、サッシの経年劣化が進行していると、隙間が生じて気密性が低下し冷暖房効率が落ちてしまいます。
このような場合は、窓ガラスやサッシを最新のものに交換すれば、窓の断熱性能を大きく高めることが可能です。結果として室温を一定に保ちやすくなり、冷暖房効率がアップして快適な空間を作れます。これは省エネや光熱費の節約にもつながり、外気の影響による結露やカビの発生も防げるのが大きなメリットです。
特に近年では、夏や冬に異常な暑さや寒さを記録するケースが増えています。電気料金の高騰も続いており、住宅の断熱性や省エネ性は今まで以上に重要になってきています。快適な生活空間を作るためにも、窓やサッシの断熱リフォームはぜひ行いましょう。
・遮音性能の向上
遮音効果も、窓やサッシのリフォームで見込まれるメリットです。熱と同様、音の多くも窓から出入りしています。窓ガラスやサッシの遮音性能が低いと、外からの騒音で平穏な生活が損なわれたり、逆に室内の音で近所に迷惑をかけたりしてしまうでしょう。サッシの劣化によって隙間が生じている場合はなおさらです。
そんな時は、防音・遮音性能の高い窓ガラスやサッシに交換すれば、騒音に悩まされたり室内から音が漏れたりするのを防ぐことができます。近くに大きな道路があっても安眠できますし、大音量で音楽を聴くことも可能になるのです。
■光熱費節約につながる! 窓リフォームの具体的な方法
断熱性能の向上による光熱費節約を目的とする場合、窓リフォームの方法はいくつか考えられます。付属品の追加から窓・サッシの同時交換まで、大小さまざまなリフォームがあるため、適切なものを選ぶことが大切です。主な方法を確認しておきましょう。
・窓ガラスを断熱ガラスに交換する
窓の断熱リフォームで最も有効なのが、窓ガラスを断熱性能の高い「断熱ガラス」に交換する方法です。断熱ガラスにもいくつかの種類があり、よく使われるのが「複層ガラス」と呼ばれるタイプです。
複層ガラスとは、2枚以上のガラス板を重ね合わせ、その間の空間に乾燥空気などを封入したガラスを指します。空気はガラスよりも熱を伝えにくいため、内部の空気の層が熱の出入りを遮断し、室温を一定に保ちやすくしてくれるのです。
また、熱を低減する金属膜で複層ガラスの内側をコーティングした「Low‐Eガラス」や、3枚のガラスを重ね合わせた「トリプルガラス」といった断熱ガラスもあります。地域の気候などに応じて適切なガラスを選択するといいでしょう。
さらに、窓のサイズ・形状や予算の関係でガラスの交換が難しい場合は、内窓を設置して「二重窓」にするという方法もあります。こちらも複層ガラスと同じく、窓と窓の間の空気の層によって熱の出入りを低減することが可能です。その他、断熱性に優れる樹脂製のサッシへのリフォームも大きな効果を発揮します。
・カーテンやブラインドを設置する
カーテンやブラインドの設置は、見た目以上に効果があります。閉めるだけで窓との間に空気の層ができ、熱の出入りを低減できるからです。厚手の生地や特殊な素材で作られた「断熱カーテン」を使用するとさらに効果が高まります。
・窓に断熱シートを貼る
断熱シートは、窓に貼りつけるシート状の断熱材です。透明もしくは半透明の気泡シートを窓に貼りつけることで、空気の層によって熱の出入りを低減します。簡単に貼りつけたり剥がしたりすることができ、価格もリーズナブルなのがメリットです。
・窓に断熱フィルムを貼る
断熱フィルムも断熱シートと同じく、窓に貼りつけるタイプの断熱材です。断熱シートよりも薄く透明性が高いため、外が見えなくなるのを避けたい場合に向いています。貼りつけは主に両面テープで行います。
・断熱ボードを使う
断熱ボードは、窓に立てかけるかサッシにはめ込むタイプの断熱材です。主に窓の下半分に立てかけて使用します。冷たい空気は下の方に溜まる性質があるため、大きな窓ガラスは下半分を断熱するだけでも効果が見込めます。
■リフォーム前に、国やお住まいの地域の助成金をチェック!
古い窓やサッシをリフォームしたいと思っているものの、費用面が心配な方も多いでしょう。そのような時は、リフォーム工事の助成金・補助金制度を活用するのがおすすめです。現在は、省エネ性能の高い住宅ストックの形成やカーボンニュートラルの実現、子育てしやすい生活環境の整備などを目的として、国が多数の助成金・補助金制度を設けています。
具体的な国の助成金事業としては、長期優良住宅化リフォーム推進事業や住宅エコリフォーム推進事業、住宅省エネ2023キャンペーン、既存住宅における断熱リフォーム支援事業などが挙げられます。これらを利用して助成金を受け取れば、経済的な負担を抑えつつリフォームすることが可能です。
また、自治体が独自の助成金・補助金制度を設けているケースも多く見られます。古い窓やサッシのリフォームを行う時は、お住まいの地域の助成金制度をチェックしておくといいでしょう。
窓は熱の大部分や音が出入りする場所であり、省エネ性や快適性に大きく関わる設備です。窓の性能や状態は生活環境に直結するため、古い窓やサッシを放置しているとさまざまな問題が発生します。ご自宅に使用期間の長い窓やサッシがあれば、新しい高性能な製品に交換するのがおすすめです。まずは経験豊富なリフォーム業者に相談してみましょう。
二葉屋では、地域に密着して内外装のリフォーム全般を手掛けております。窓やサッシのリフォーム実績も豊富で、事前に必ず無料診断を行い、最適な製品や施工プランをご提案いたします。設計から施工までワンストップで行い、サッシ専門店ならではの豊富な知識と高い技術力によって、高品質な施工ができるのが強みです。窓やサッシのことでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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