こんにちは!茨城県鹿嶋市でサッシや窓、ドアなどのリフォームを手掛けている株式会社二葉屋です。鹿嶋市の皆様に支えられながら地域密着で50年以上の実績を積み重ねることができました。
今回はよくお問い合わせを頂戴する「防犯と窓」に関してです。大切なお家とご家族がより安心して暮らせる住まいづくりの参考になれば幸いです。
■安全と窓の関係性
本項では、実際に警視庁で公開している住居侵入の傾向と窓の因果関係を見ていきましょう。
・侵入窃盗の侵入手口
引用元:警視庁住まいる110番
引用元:警視庁住まいる110番
まずは、侵入窃盗の侵入手口を見ていきましょう。令和4年に住宅で発生した侵入窃盗認知件数は16,524件です。うち一戸建住宅では、12,071件の侵入窃盗が発生しており、最も多い侵入手口は鍵をかけずに外出した無締りで6,187件。全体の約半数を占めます。次いでガラス破りが3,710件でした。
共同住宅(3階建以下)の侵入窃盗認知件数は2,866件、共同住宅(4階建以上)は1,587件となります。どちらも侵入手口の最多は無締りによるものです。
侵入窃盗の被害に遭わないためにも、外出時や就寝時は必ず施錠しましょう。ゴミ出しやペットの散歩、買い物など、すぐ戻るからといった理由で無施錠にするのは危険です。「誰かに見られているかもしれない」と、常日頃から警戒することが重要なのです。
他にも、ガラス破りやドア錠などの被害も目立ちます。ガラス破り対策として有効なのは、外出する際は雨戸を閉めたり、防犯フィルムを張り付けたりすること、防犯性能が高い防犯ガラスや窓シャッター、面格子などの取り付けです。ドア錠破りの対策としておすすめなのは、補助錠やガードプレートの取り付けです。
令和4年の住宅発生の侵入窃盗は、1日あたり約30件発生しています。被害に遭わないためにも一人ひとりが防犯意識を持ち、対策を講じる必要があるのです。
・侵入窃盗の侵入口
引用元:警視庁住まいる110番
次に、侵入窃盗の侵入口を見ていきましょう。令和4年の一戸建住宅における侵入窃盗の侵入口で最も多いのが窓で6,454件。約半数を占める結果となりました。次いで、表出入口が2,577件、非常口が7件でした。共同住宅(3階建以下)、共同住宅(4階以上)はどちらも表出入口が最多です。次に窓、非常口と続きます。
侵入窃盗のほとんどは、窓や表出入口から侵入していることが分かります。センサー付きのライトやカメラ付きのインターホン、防犯カメラなどを設置し、侵入しにくい家だとアピールしましょう。
また、見通しが悪いと侵入者が身を隠しやすくなるため、フェンスを設置したり、庭木の手入れをこまめにしたり、見通しがいい環境づくりをすることも有効です。
他にも、2階への足場になるようなエアコンの室外機や物置は設置しないこと、砂利を敷いて歩くと音が鳴るようにすることなども防犯対策の一つです。
■窓の防犯対策はどんなものがあるのか?
それでは、窓の防犯対策にはどのようなものがあるのでしょうか。防犯対策の方法をいくつか見ていきましょう。
・防犯性能に優れた防犯ガラス
一般的な窓は、ものの数秒で破壊できます。網が入っているガラスであってもバールで叩いた場合、簡単に穴が開いてしまうのです。
防犯ガラスは、ガラスとガラスの間に厚さ約0.8mm~1.5mmの特殊なフィルムを挟んだものです。合わせガラスとも呼ばれ、特殊なフィルムによってガラスが割れたり、穴が開いたりしにくい構造となります。
犯行に5分以上の時間がかかる場合、70%の侵入者が犯行を諦めると言われています。10分以上の時間がかかる場合は、90%まで高くなるでしょう。
防犯ガラスの多くは一枚ガラスと違い、強い衝撃を加えても穴が開くまでに5分以上の時間が必要です。そのため、防犯対策として有効なのです。
防犯ガラスはフィルムの厚さが異なるもの、UV対策があるものなど種類はさまざまあります。どのような防犯ガラスを選ぶべきか迷ったときは、専門業者に相談するとよいでしょう。
・ステンレス製面格子
窓からの侵入を防ぐためにも、面格子を取り付けてみてはいかがでしょうか。面格子を選ぶ際はステンレス製がおすすめです。安価な面格子の場合、破壊されたり、面格子自体が簡単に取り外せてしまったりして防犯対策として有効とは言えません。
侵入窃盗の犯人の心理としては、時間をかけず、見つからず、音を立てずに犯行を行いたいものです。ステンレス製の面格子は高い強度があり、取り外すことが難しいでしょう。取り外しを試みても、音や振動が気になり、犯行を諦めてしまう可能性が高くなります。
・防犯フィルム
防犯フィルムを窓の内側に貼ることで、ガラスが割れにくくなります。
もし防犯フィルムが貼られた窓を金属バットで割ろうとした場合、大きな音が発生します。侵入者は音が出ることを嫌うため、侵入を諦める可能性が高くなるのです。ガラスが割れるまでに時間がかかることも、犯行を諦める要因の一つです。
防犯フィルムは厚みが350ミクロン以上ものを選びましょう。厚みがないタイプのものは、簡単に割られてしまうからです。また、クレセント錠の位置に合わせて貼るタイプもありますが、窓全体に貼るタイプのものを選ぶとよいでしょう。サイズが小さければクレセント錠に手が届いてしまい、防犯対策としての効果は得られません。
防犯フィルムには防犯対策としてだけではなく、災害発生時のガラスが飛散することを防ぐ効果が期待できます。他にも、室内の目隠しや虫よけなど、さまざまな機能を持つ種類があります。
・センサーライト
センサーライトとは、近づいた人に反応し自動でライトが点灯するというものです。威嚇効果を発揮するため、侵入者の犯罪防止に役立ちます。また、防犯意識の高さをアピールする効果も期待できるでしょう。
センサーライトには、ソーラータイプ、防水タイプ、コンセントタイプ、玄関灯タイプなどさまざまな種類があります。
・補助錠
侵入窃盗対策として、既存の鍵の他に補助錠を取り付けましょう。これは1ドア2ロック(ダブルロック)と呼ばれる方法です。補助錠を取り付けることで侵入するための時間がかかり、犯罪防止につながります。
補助錠は、既存の鍵と離れた見えにくい場所に取り付けましょう。例えば、窓の上側か、クレセント錠よりも30cm以上離れた下側がおすすめです。こじ開けようとする姿勢が不自然になるような場所に設置するとよいでしょう。
ロック付きのストッパータイプやクレセント錠、スライドロックタイプなど防犯性能が高い種類を選ぶのもポイントです。
株式会社二葉屋では窓をはじめ各種リフォームを行なっております。ご不明点やお困りのことがあれば、是非ご相談ください。
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■防犯対策に特化した窓、サッシは株式会社二葉屋にお任せください
茨城県鹿嶋市を拠点としてサッシや窓、ドア、玄関などのリフォームを手掛けている株式会社二葉屋です。弊社はこれまで50年以上の長きにわたり、鹿嶋市の皆様の温かいご愛顧に支えられながら、サービスを提供し続けてまいりました。
金物店だったころの知識を生かしながら、お客様一人ひとりに寄り添った最善のご提案をさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。
・一貫施工でコストを抑えて質を高める
二葉屋では現場調査から図面作成、施工まで自社一貫体制で行っています。他社を通さず対応するため、コストを抑えて質を高めることができます。また、一貫して携わることで、認識のズレが発生しにくく、お客様のご要望をそのまま実現できることもメリットです。
・地域密着・地域に貢献
弊社は鹿嶋市で50年以上、サッシや窓、ドアなどの修理を手掛けてまいりました。地域密着・地域に貢献する企業として、毎年6月に「二葉まつり」を開催しております。二葉まつりでは、ワンコインで網戸の張り替えや移動展示、施工事例の紹介などを行っております。
こうした取り組みを行いながら、これからも鹿嶋市の皆様に親しまれ、愛される企業を目指し続けます。
・50年以上の確かな実績を誇る豊富な知識と優れた技術力
50年以上の確かな実績を誇る豊富な知識と、優れた技術力が弊社の強みです。サッシ類への専門性の高さから、多くのお客様に喜んでいただくことができました。これからも安心感や満足感を得られる住まいづくりを目指します。
・補助金利用でお得にリフォーム
リフォームするなら補助金を利用しましょう。例えば、住宅省エネ2024キャンペーンは家庭部門の省エネを推進するための4つの補助事業です。
その中の「先進的窓リノベ」は、設置する窓の性能や大きさ、設置方法によって定額補助されます。こうした制度は予算達成により受付が終了となることが多いので、リフォームを検討している場合は早めに相談しましょう。
■まとめ
住宅発生の侵入窃盗の侵入手口の多くは、無締りによるものです。ガラス破りやドア錠破りの被害も目立ちます。侵入口は、いずれも窓や表出入口でした。
被害に遭わないためにも、外出時や就寝時は必ず施錠しましょう。防犯対策として、防犯ガラスや防犯フィルム、面格子、センサーライトの設置がおすすめです。これらの防犯対策を行う際は、防犯性能が高い製品を選びましょう。安価なものは侵入者に破壊される可能性が高いからです。どのような製品がいいのか迷った場合は、専門業者に相談すると安心です。
防犯対策に特化した窓、サッシなどは専門性の高い株式会社二葉屋にお任せください。